国際的な取引・資産管理に関する事例
国境を越えた取引や資産の移動は、ビジネスの規模が大きくなるほど不可避です。
ある日本企業の経営者は、韓国で投資案件を進める中で現地法人の実在性・代表者の経歴に不安を抱きました。当社が調査した結果、企業は登記上存在するものの実態はペーパーカンパニーであることが判明。損失を未然に防ぐことができました。
また、あるご依頼では、海外に移転した知人の資産名義と不動産保有状況を確認。現地の登記簿や生活実態を照合することで、依頼人の法的請求権を裏付ける証拠を確保しました。
このように国際案件では、現地ライセンスを持つ探偵事務所との連携が不可欠です。 → 弁護士連携 と組み合わせることで、調査結果をそのまま法的手続きに活用できます。
人間関係・信頼問題に関する事例
ご依頼の多くは、目に見えない人間関係の真実を知ることから始まります。
例えば、韓国に駐在する日本人ビジネスマンの配偶者からは「現地での生活状況を知りたい」という依頼が寄せられました。調査の結果、出張先での交友関係や居住環境を確認でき、依頼人は離婚交渉を有利に進める判断材料を得ました。
また、婚姻を控えたご依頼者からは、相手家族の経済状況や過去の債務履歴を確認したいとの相談もありました。調査によって本人や親族の信用状態を把握し、安心して将来の生活設計を進められるようになった事例もあります。
→ 関連ページ:人物確認・素行調査
相続・家族に関する事例
国際結婚や海外移住が増える中で、相続問題も複雑化しています。
あるご依頼では、日本に残された不動産の相続人を探すため、韓国に渡った親族の行方を調査しました。現地戸籍と居住履歴をたどり、最終的に相続権を持つ人物を特定することに成功しました。
また、失踪した親族の生死を確認する調査も行っています。生活痕跡や金融取引の履歴を追い、所在を確認したことで、相続手続きが円滑に進んだケースもあります。
企業調査・信用確認の事例
企業調査の依頼も多数寄せられています。
あるケースでは、韓国の取引先企業が提示した契約条件に疑問を抱いた日本企業からの相談でした。当社が調査した結果、実際には過去に複数の訴訟歴があり、契約を見直すことでリスクを回避できました。
また、海外に進出した企業経営者の信用調査では、現地従業員や取引先の評判をヒアリングし、財務情報と照合。信頼できるビジネスパートナーかどうかを判断する材料を提供しました。


